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幻想図書館(第八幕)

今回は初のおっさんキャラを主に短くストーリーを挙げてみました。
いつもと違った展開からのスタートの方法や、ストーリーの組み立て方法等も変えてみました。
非常に読みづらいかもしれませんがその点ご容赦下さいませ。

では、どうぞ!



「ヒィッ
 た、助け...」
-ザシュッ
「お前は人ではないのか!?
 何故魔族の...ぅわぁああああああッ!?」
-ドンッ
「騎士団の...面汚しめ!
 オォォォォッ」
-ザンッ
「許せ、とは言わん。
 全ては私の目的の為だ。」
弁明するように呟き私は剣の血を掃う。
私はある目的の為に魔族の手先として戦っている。
そう...すべては娘を取り戻すために。

今日も娘の魂を持った魔族の命令により、村を滅ぼした。
次第に私の中から"人間性"が失われているのか、段々と人を斬る事に心が痛まなくなった。
「ふ...
 構わんさ、娘が生き返るならな...。」
村の教会跡で一息をついていた時
『フフフ...。
 なんて面白そうな"話"なのかしら...。』
突如響き渡る声に私は少なからず驚いた。
「誰だ!?」
完全にこの村は滅ぼしたはずだ。
老若男女、全ての人間を斬り捨てた...はずだ。
『自分の死んだ娘を生き返らせるため、魔族に魂を売って人を殺し続ける。
 さて、娘が生き返ってそんな貴方を見てどう思うのかしら?』
「な、何を...!?」
『ねぇ、どんな気持ち?
 生き返った娘が貴方の今の姿を見てどんな表情を浮かべるのかしら?
 フフッフフフ...。』
「五月蝿い!
 黙れ!
 俺は...娘が生きて帰ってくれば良いんだ!」
『クスクスクス...。
 娘が貴方の諸行を知ったとしたら...悲しむわよねぇ?』
芝居がかった声を出す少女。
『-ああ、お父様が私を助ける為に...人の命を奪っていたなんて...。
  そんな事をされても...私嬉しくない!
 かしらね?
 フフッフフフフ...』
「黙れ...黙れッ黙れ!!
 妻に先立たれ...そして娘までが私より先に逝ってしまったんだ!
 優しいあの娘のことだ...解って...くれる!」
『アハッ
 ハハハハハハッ
 貴方の娘はそんな事喜ばないわよ?
 貴方に彼女の事がどれほどわかっているのかしら?
 フフッフフフフフ...』
「ッ!!
 化け物に娘の事が解ってたまるか!」
『それが解るのよねぇ。
 私は幻想図書館館長。
 貴方の娘の一生を記した書も蔵書されてるわよ?
 フフッフフフフ...』
「何...を...言っている?
 娘の...一生を記した...だと?」
少女が虚空に手を伸ばす。
すると何もない空間から一冊の書が現れる。
『フフフッ
 まぁ貴方が彼女を生き返らせてこの物語の"第二章"を綴るも良し、だけどね。
 この書を読んで、まだ貴方が彼女を生き返らせようとするか。
 貴方に任せるわ。
 さぁ、貴方はこの書を受け取る?』
「...死しても娘はその一生を晒される...のか?」
『人聞きが悪いわね。
 "幻想図書館"は万人に門を開いてる訳じゃないわ。
 選ばれた、"真に知識を求める者"だけの為にあるのよ?』
「では何故、私の娘の一生が記録されているのだ...?」
『それだけ物語性が高かったからかしら?
 "図書館の意思"によってその一生が"書"として選ばれたのよ。』
「ふざ...けるなぁぁぁぁぁッ!!」
-ザンッ
少女の首を一瞬で吹き飛ばす斬撃。
そして少女の身体が地に倒れこむ。
「娘の一生を記した書だと...」
恐る恐る"書"に手を伸ばす騎士。
...そしてその後、騎士の姿を見た者はいない...。

『まさか、私の首を飛ばすなんて...。
 元・聖騎士といわれた程のものが堕ちるとこれほどの力を出すとはね。
 だけど、これで対となる"書"が手に入ったわ。
 フフッフフフフフ...。』
少女が"書"を2冊拾い上げる。
"幻想図書館"に新たな書が加わる。
それは「父の身を案じ、同時に己の弱さを嘆いた少女の物語」
そして対になる「死んだ娘を生き返らせる為に、魂を魔族に売った聖騎士の物語」

『興味がある方は、そう強く思うことね。
 ただし、命を賭してその物語を読み、結末を迎える覚悟があるのなら...ね。
 フフッフフフフフ...。』

-了-

と、言うわけで初っ端から騎士の親父は堕ちかけてたわけなんですが...。
こういった展開は悪堕展開とは違いますよねorz

少々リアルが多忙なのとネタが枯渇気味なのでSSの書き方を再度考察しつつ、SS以外でもブログを更新していこうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。 

-おしたり@今年に入って体調崩しすぎなので実家に帰らせて頂きました。
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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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