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第6部、起章

暫く別路線のストーリーを書いてましたが、如何でしたでしょうか?

今回からファンタジー編第六部、開始します!

では早速ですがどうぞ!


ここは「深淵の国」隣国の「騎士の国」。
ステラの件があった際に、魔王「深淵の令嬢」より親書を受け、
その内容を確認した上で「深淵の国」と付き合う事を決めた国王。
しかし議会ではその判断に「待った」を出す大臣も中には出てくる。
「私は...「騎士の国」国王として「深淵の国」との正式な国交を結ぼうと考えている。
 かの国の考えに同調できる点が多い為だ。」
旧体制維持派の
「しかし、統治しているのがかの魔王というではありませぬか!?
 我々は「聖王国」に属する「騎士の国」でありますぞ!?」
「その「聖王国」が守るべき民に対してどうであったか?
 我々は確かに「聖王国」に属する「騎士の国」ではある。
 しかし、国とは民あってのものではなかろうか?
 私は...国王として、民を守る騎士たる立場として「深淵の国」との付き合いを考えている。
 かの国は、信頼できる。と判断する。」
「魔族の事ですぞ!
 そのうち牙をむくやもしれませんぞ!?」
その時青年騎士が進言する。
「発言を宜しいでしょうか?」
反対派の大臣が怒鳴りつけようとする所を制し、国王が発言を認める。
「君はステラ殿とかの国に行ったのだったな。
 宜しい、発言を許可しよう。」
「ありがとうございます、陛下。
 私と部下二名は陛下の仰られた通り、かの国の現状をこの目で見てきました。
 かの国は魔族、人間わけ隔てなく公平に扱われており、民も非常に穏やかでした。」
「魔法で操られているのかもしれんだろう!」
「その可能性は否定しきれないでしょう。
 しかし、商人ギルドが本部をかの国に置きたい。とまで言っている事をご存知でしょうか?」
「なッ!?」
「彼らをそこまで言わせる程、国として魅力がある訳ですよ?
 不安定要素があれば彼らは距離をおきたがります。
 商人ギルドの情報網は、国家の敷く情報網より正確で、早い。
 その彼らにそこまで言わせるかの国と国交を結ぶと言うのは、国としても正解かと思います。」
「黙れ!
 商人如き彼奴らは銭金で動くものだ!
 そのような下賎な者どもの考えと一緒に考えるな!」
「(やれやれ、大臣様も"銭金"で動くだろうに...)
 なお、報告は既にあったかと思いますが、かの国には
 「聖王国」のエレクトラ姫も国の中枢にいらっしゃいます。
 我ら「騎士の国騎士団」としても仕えるべき君主がかの国にいらっしゃるのです。」
「ぐ...。」
「エレクトラ姫様がかの国を「深淵の国」と認めていらっしゃるわけですが?」
「だ...黙れ黙れ!
 一騎士の貴様に国家の何がわかる!
 エレクトラ殿も操られているのかもしれんだろう!」
「ッ!
 (俗物が!)」
国王が止める。
「もうよい、大臣。
 それに青年騎士よ。
 まず、親書の内容も吟味した。
 そして青年騎士の情報。
 それらを併せて見ても信頼に足るものだと私は考える。
 まずは先方がこちらに来るとの事だ。
 最終判断は実際にお会いして決めよう。
 ただし、交流等は前向きに検討している。
 その事だけは心にとどめて置くように。」
「し、しかし王...」
「くどい。
 大臣は実際に会ってないのだろう。
 会ってから考えよ。」
「し...承知しました。」
「青年騎士よ。」
「ハッ!」
「お前はエレクトラ殿及び魔王殿とも面識があったな?
 当日はお前がご案内するように。
 当然、護衛もな。」
「かしこまりました!」
「では、今日の議題は終了だ。
 各自、業務に戻りなさい。」

大臣が自室に戻り悪態をつく。
「クソッ...クソッ!!
 魔族の国家と交流だと...?
 正気か!?
 あの男は!
 それに...あの若造め!
 わしをバカにしたような目で見おって...ッ
 いざ魔族が牙を剥いてきた時に...後悔するなッ!!」
「クスクスクス...。」
大臣以外居ないはずの部屋に少女の含み笑いの声が響く。
「だ、誰だッ!?」
周囲を見回しても、当然誰も居ない。
しかし、何かの気配は感じる。
文官である大臣でも感じ取る圧倒的な存在があった。
「クスクスクス...。
 私が誰かなんてどうでもいいでしょ?
 おじさんが思ってる事を正直に言ってよ?」
「う...うるさいッ!
 わしは...わしはこの国の事を思って考えているだけだッ!
 あの男や、若造どもに任せていてはこの国は滅びる!
 滅ぼさないためには...わしがッ!!」
「クスクスクス...。
 じゃ、おじさんはこの国を自分の国にしたいんだね?」
「そ、そうだ!
 しかし、魔族の力などは借りんぞ!」
「クスクスクス...。
 なら、"おじさん自身"の力でやれば良いんだ?
 そうなんだよね?」
「あ、ああ。
 わしの力でこの国を我が手に出来るなら良い!」
「クスクスクス...。
 解ったよ。
 私が"おじさんの力"になるよ。
 だから、その身体を頂戴?
 さっきおじさん自身が言った通り、「"おじさん自身"の力でこの国をおじさんの物にする」から。」
「な、何をッ!?
 や、やめ...あsdぇcrtyふじこlp;」
実体の無い"霧"のようなものが大臣の口や鼻から進入していく。
「あwせdrftgyふじこpl...!?
 ......。」
倒れた後痙攣をしていた大臣。
暫くして起き上がる。
「ガハッ...ハァハァ...。
 人間の身体を奪うのは久しぶりだけど、上手くいったみたいね。
 別にこの国なんてどうでも良いけど...「深淵の令嬢」に一泡噴かせられるなら...
 何でもしてやるわ...。
 クスクスクス...お前がこの国に来たその時、絶望を与えてやるわ!」
大臣の部屋に含み笑いが木霊する

~続く~

といった感じで第五部に登場した騎士の国でなにやらキナ臭い事が...?
年末につき更新頻度は更に落ちる事は確定事項ですがなるべく早く、続きをUPしていきます!

-おしたり

~続く~
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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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