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幻想図書館(第四幕)

前回はファンタジー編の主役、魔王様誕生編をお送りしましたが如何でしたでしょうか。
この「幻想図書館」シリーズも基本的に悪堕ち(もしくは魔物化)で構成していきたいので今後ともお楽しみいただけたらと思います。

さて、前回「第六部も始動します~」とか書いた割にキャラクター等をメモ帳にして止まっていますが、今回は幻想図書館シリーズでお送りします!(汗

では今回の書は何が書かれているのでしょうか?どうぞ!
逃げないと...。
何故私たちの村に、騎士様が...?
私たちはお花を育てて、牛さんや、羊さんたちと過ごしてただけなのに。
騎士様たちは突然あたしたちを襲ってきた..。
何故なの...?
おとうさんやおかあさんは、私を村の外れに逃がしてくれたけど...。
いつもは怖くていけないお墓だけど、おとうさんが泣きながら私に言うから頑張ってお墓に逃げた。
怖くて怖くて怖くて震えていた私。
騎士様たちがお馬さんに乗ってどこかに行った後も怖くて出て行かなかった。
だけど、暗くなってきたから村に戻った。
...村は火事になったみたいになってた。
家も、無かった。
誰も、いない。
私は思い出した。
おとうさんから「何かあったら教会で待ってなさい」と言われてた事を。
教会も火事の後みたいだった。
門をくぐって...私はいつもと違う事に気付いた。
中は教会じゃなくて、いっぱいの棚だった。
そして、誰もいなかった。
「何...ここ?」
怖い。
ここは何?
「やぁ、いらっしゃい。」
さっきまで誰もいなかった所から声がする。
「だ、誰!?」
見ると私と同い年くらいの男の子がいた。
「ん、ボクかい?
 ボクはスペンd...おっと。
 まぁ何だい、この図書館の司書みたいなものさ。」
「図書...館?」
「そう、図書館。
 ここは"幻想図書館"って言ってね。
 古今東西の"書"とつくあらゆるものが収められているのさ。
 "書物"ならば何でも取り扱ってる、素敵な"図書館"さ。
 フフッハハハッ」
「図書館...って何?」
「フフッハハハッ......へ?
 「図書館」が何...かい?
 ん...その見たままのことさ、図書の館。
 だから図書館さ。」
「図...書...?」
「本...見るの初めてかい...?」
「(コクン)」
「ハ、ハハハ。
 そりゃごめんよ!
 本というのはそうだね、色々な事が記された"もの"かな。
 たとえばこの本は様々な花の名前や種類等が記されたものさ。」
「わ...ぁ...。
 すごい...。
 じゃあ、牛さんや羊さんなんかも"本"であるの!?」
「ハ...ハハ。
 あ、あるよ、勿論ね!
 (世間知らずにも程があるだろうッ)」
「うわぁ...色んなお花だぁ...。」
「(こんなガキが何か悩みなんてあるのか!?
  それも世界を変えるような!)」
「ねぇ...。」
「ん?
 なんだい?」
「ここの"本"なら、おとうさんやおかあさん、居なくなった村の人たちの事がわかるかな?」
「ん...。
 それは流石に...どうだろ。
 (いや、それは流石に"本"にはないだろ...。)」
「じゃあ、騎士様たちは何故私の村に突然やってきたの?」
「ん...。
 (答えていいものかな?)」
「...知ってるの?」
「(まぁ、いいか。
  答えてやるさ。)
 ん、あの騎士たちはキミの住んでいた国のお隣の国の騎士たちさ。
 まぁ、なんだね。
 キミたちの村はお隣の国からの"挑発"で攻められたのさ。」
「...どういう事?」
「キミの住んでた村を焼き払って...ようは喧嘩を売ってきたんだよ。
 キミの村は見せしめに燃やされたのさ。」
「なん...で。
 そんな...ひどい事を...するの?」
「さぁね。
 人間の考える事なんかわかりっこないよ。
 くっだらない。
 ボクなら、直接相手を滅ぼすからね。」
「...おとうさんたちは...どう...なったの?」
「流石にそれは解らないなぁ。
 あ、さっきも言ったけどこの図書館にも流石にその内容まではないよ?」
「じゃあ、私にどうにかする方法は...無いの?」
「どうにか...?
 ハハッどうすr...ッ!?
 (何だ...頭の中に!?)」
「...?」
「...。
 フ...ハハッ
 なるほどなるほど、キミへの"本"があるようだよ。
 フフッハハハッ。
 その棚まで案内しよう。
 さ、こっちさ。
 フフフッハハハハッ。」
「...うん。
 わかった。」
目指すはNブロック、本棚No.22の下から2段目の棚。
「(フフ...ハハハッ
  このコが求めている"力"が解ったけど...。
  ハハハッまさか...まさかあの"力"とはね!
  ハハハハハハハハッ))
 さ、着いたよ。
 この棚の下から2段目の"本"。
 紅色の、それさ。
 フフフッ」
「こ...れ?
 これが..."本"?」
「フフッそうさ。」
「これ...何が...書いてるの?」
「...ハ?
 まさか...字が読めない?」
「(コクン)」
「(字が読めないヤツを図書館に呼んでどうするんだよ!?
  訳わかんないよ!?)」
「...?
 最後に...何...これ?」
{!?」
最後のページの中央に紅い透き通った何かがくっついていた。
「(何...だ?
  あれは...?)」
「ぁ...あ...?
 おとうさんがッ!?
 おかあさんがッ!?
 ぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!?」
「ど、どうしたんだい!?
 (チッ
  最後のページ...あれに何かがあったんだなッ!?)」
「ぁぁぁぁぁぁぁぁッ!?
 ...ぁ...ぁ...?
 そう...なの?
 私...なら...できる...の?」
「...?
 (チッ
  さっき頭に浮かんだ"本の内容"ならボクの力を取り戻せる筈なんだが...)」
「そう...。
 うん...わかった...。
 おとうさんと、おかあさん。
 そして村の人たちの"かたき"をとれるなら...。
 うん。
 いいよ。」
「何...?
 キミは何と話してるんだい?」
『ウフフ...。
 ありがとう。
 私の身体を見つけてくれて。』
「なッ!?
 なんだ...この気配はッ!?」
『フフッ
 「繰り糸の道化師」も落ちたものね。
 今や存在が不確かな世界でしかこの場所でしかその存在を維持できないなんて。』
「ッ!?
 何者だい?
 ボクの通り名を知ってるなんて...?」
『ウフフフ...
 同じ"本仲間"いずれ解るわ。
 さ、あなたの出番はもう、おしまいよ。
 また、"本"に戻りなさい。
 ウフフッウフフフフッ』
「なっ!?」
-パタン
その場に一冊の本が落ちる。
題名は-「繰り糸の道化師」

『さ、この身体をくれたこのコの為にも願いを叶えてあげないとね。
 ウフフフ...。
 さぁ、人形たちよ、久々の出番よ。』
少女の姿をした"何か"。
その影から大小様々な人形が現れ出た。
『私の名...そう「人形遣い」よ!
 ウフフフッ』
本に向かって楽しそうに答える。

~第四幕・了~

どうも「繰り糸の道化師」のキャラが好きで再登場させちゃいました。
司書らしからぬ言動には目を瞑っていただくと嬉しいです。
ま、その点オチも掴みやすかったかもですがw

しかし...読み直すと第三幕とパターン的に一緒だ...(汗
ネタが...尽きてる!?orz

...気は取り直して、今回の少女は別に第六部とは関係しませんが、過去のキャラメモからも抜き出したキャラです。
暫くしたら、ファンタジー編に出す...予定です。

そして、年末にかけて第六部を公開予定で今進めていますので、お楽しみにして頂けたらと思います!
では、また。

-おしたり
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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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