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第5部、エピローグ

と、いうわけで第5部の〆です。

決着をつけたエレクトラとステラ。

しかし、途中退場したクラッセはその後どうなっていたのでしょう?

では、どうぞ~。
深淵の国・王都その執務室にクラッセは冷や汗を垂らして魔王に報告をする。
「…報告は以上...。
 魔王殿、折角私に下さった魔剣を...。
 申し訳ない!」
深々と頭を下げるクラッセ。
『んん...。
 良いわよぉ。
 あの程度の魔剣なら。』
「...え?」
『だって、仕方が無いじゃなぁい。
 受ける事も出来ない法術なんて。
 あの剣もあなたの代わりに消滅したのなら、本望でしょお?
 あなたがあの剣の能力を十二分に発揮しているのは解ってたわぁ。』
「魔王殿...。」
『ユニコ、いるかしらぁ?』
「マスター。
 お呼びですか?」
『そうよぉ。
 先日あなたと私で精製した剣、あったでしょお?
 あれをクラッセに与えるわぁ。』
「…!?
 あ、あの剣ですか!?」
ユニコが驚く様を見てクラッセが不安になる。
「(...どんな剣だ...)」
『早くなさぁい。
 クラッセなら大丈夫よぉ。
 安心なさぁい。』
「は、はい!
 -し、召還。」
ユニコの影から一振りの剣が現れる。
「では、クラッセ殿。
 こちらです。」
「...頂戴します...。
 ッ!?」
剣を受け取った瞬間、考えられない脱力感がクラッセを襲う。
「...ま、魔王殿...これは!?」
『私の影を精製して作った魔剣よぉ。
 切れ味・硬度ともに満足の行く物に仕上がったのはいいのだけどねぇ。
 私の影が元だから、私しか使えないのよぉ。
 他の者が使おうとしたら"弱体化"がかかるみたいでねぇ。
 で、貴方なら状態異常スキル無視できるからその剣を使いこなせるでしょお?』
「た、確かに...私ならば...。
 しかし、少し時間が掛かりますが...。」
『良いわよぉ。
 貴方は私が授けた剣を無くしちゃったんだし。
 慣れるまでは辛いかもだけどねぇ。』
「(…魔王殿...やはり怒ってる...よな...?)」
立っていられず床に倒れるクラッセ。
「む...これはかなり強い法術です...ね。」
「まぁ、マスターの影ですからね...。
 あと、その剣の所有権はクラッセさんに変更されましたよ。」
「...解った。
 何とか御してみよう...。」
『ユニコ、ミニマを呼びなさぁい。
 クラッセは自室で反せ...待機よぉ。』
「(今、反省って言った!?)」
そこにソフィアが帰ってくる。
「お姐様、ただいま戻りました。
 ...ってクラッセ、どうしたの?」
「...聞かないでくれ...。」
「そう、解ったわ。
 お姐様、そろそろお茶の時間ですよ。」
「(ドライなソフィアもやはり、素敵だな...!)」
邪な考えをするクラッセであった。
『あら、そうねぇ。
 ちょうど区切りもついたところだし、お茶にしようかしらぁ。』
そこに扉をノックしてミニマが入ってくる。
「失礼します!
 お呼びと聞きましたがどうされましたか?」
『ん?
 あぁ、クラッセを自室に運んであげて欲しいのよぉ。』
「!
 かしこまりました!」
呼び出されたミニマがクラッセを運んでいく。
『しかし、エレクトラの妹...ね。
 仲が良い...のね。』
「お姐様?/マスター?」
『何でもないわぁ。
 お茶の時間だけど、栞はどうしたのかしら?』
「栞ちゃんはドモスさんの所へ行っていますよ。
 大丈夫ですよ、今日のお菓子はちゃんとご用意できていますので。」
『流石栞ねぇ...。
 ユニコ、準備をお願いするわぁ。』
「かしこまりました、マスター。」
お茶の準備をするユニコを見ながら、ソナスはぼんやりと考える。
『(兄様...。
  私はあの二人が羨ましいわぁ...。)』
二人がお茶を楽しんでいる所、扉をノックする音がする。
『入っていいわよぉ。』
入ってきたのはヒノだった。
「魔王様ぁ!
 報告いたしますぅ!
 エレクトラ様が本気を出していますぅ!」
『騒々しいわねぇ...。
 そんな事は解っているわぁ。
 あの子が本気を出したら、まぁカタはすぐつくでしょう。
 ヒノ、あの子達の分も御茶の準備よぉ。』
「は、はいぃ!
 って私がですかぁ?」
『他に誰がいるのかしらぁ?
 お願いねぇ?(ニコリ)』
「は、はいぃ!」
ヒノがお茶の準備をしている時にエレクトラとステラが執務室に入ってくる。
「魔王様。
 騒がしくして申し訳ございませんでした。」
『ん。
 いいのよぉ。
 そちらの子が妹さんかしらぁ?』
「はい、この子が私の妹ステラです。
 ステラ、挨拶なさい。」
「は、はい。
 ま、魔王様。
 私はステラ=J=エムラボス。
 今は騎士の国に所属している騎士です。」
『そう。
 よろしくお願いするわぁ』
「魔王様、この子はまだまだ未熟ゆえに世界を巡る修行の旅に出そうと思います。
 そして、改めて成長したこの子を見て頂きたいのですが。」
『そう。
 …。
 まぁ、好きになさい。』
「は、はい...。
 (どうしたのかしら?)」

エレクトラとステラ、二人の様子を見ながらぼんやりとしたお茶の時間を過ごす魔王だった。

~第5部・了~

魔剣を無くしたクラッセはより強い武器を与えられましたが...。
ある意味罰を与えられたと言うかなんと言うか。。。(汗

そしてエレクトラとステラの仲の良さが何か引っかかるのでしょうか?
そしてソナスの兄...?

色々設定だけ小出しにして今回は終了です。

すこし、別路線の話も考えてみたくなったのでファンタジー編は一旦お休みを頂こうと思います。
またネタ帳に溜まり次第ドシドシ書いていこうと思いますので今後ともよろしくお願いします。

-おしたり
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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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