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第4部、導入部。~ドモスとコーレル~

さて、第3部、如何だったでしょうか。
自分もキャラを殺すのは好きではないのですが、、、(ただし、NPCキャラは除きます)

しかし、話上殺したほうがいい場合は殺します。
ま、出来る限りは殺しませんが。

今回(第4部)はキャラが死ぬような話にはせず。。。色々新しい試みをしてみたいと考えております。

では、導入部をどうぞ!



ここは「深淵の国」の隣、「森林の国」
統治者は「撲殺紳士」ことドモス。
特産品は木材加工品、蜂蜜といった平和な国である。
「森林の国」は「法王の国」に近く、
「深淵の国」とも隣という事もあり今は平和な国家である。
*聖王国時代、「魔族に組する国」として攻められた過去あり。
また、ドモスの意向から国名は国土の大半を占める「森林」。
ドモスは「撲殺紳士」と物騒な名前だが魔王の中でも最も平和主義者。
その力の大半は領民の為にしか使わないという男である。
現在魔族が統治している国家の中でも特に、人間と魔族、精霊の生活が密な国である。

その国で第4部、開始の事件が起こる。

「ドモスさん、ドモスさ~ん!」
村人がドモスの住居に駆け込んでくる。
ドモスは「私は皆さんと同じ生活をしたい。城など無駄なものは不要です。」
と言って、統治者としての城に住まず、ログハウス(ドモス自作)に住んでいる。

「猟師さん、どうされました?
 また、魔熊が出ましたか?」
魔熊、とは魔素を取り込みすぎた半魔獣化した熊である。
通常より凶暴かつ巨大。人間では太刀打ちできないが、ドモスにとって物の数ではない。
「い、いや。
 そうじゃないんだよ...。
 なんかね、おかしなボウズがドモスさんにあわせろって着たんだが...。」
「私に、お客さまですか...?
 (どなたでしょう?)」
「お前がッ
 魔王ドモスか!?」
年のころ、12~3の少女(?)がロングソード片手にずかずかとドモスの家に上がりこんでくる。
「え、えぇ。
 私がドモスですが...。
 貴方は?」
「ぼ...俺の名はコーレル!
 魔王ドモス!
 故郷を滅ぼした魔王め!
 覚悟してもらう!」
「!?
 ちょ、ちょっと待ってください。
 (男の子だったのですか!?)」
あくまで紳士なドモス。
「こら、ボウズ。
 ドモスさんがそんなことするわけねぇだろ!」
ゴチン!
ゲンコツで殴る猟師。
「痛ッ」
「あぁ、猟師さんも暴力はいけません!
 それで、えぇ...コーレル...君?」
「な、何だ!(涙目で)」
「その、貴方の故郷が滅ぼされたのはいつの事でしょう?」
「しらばっくれるな!
 2週間前の朝だ!
 ぼ...俺の一族が勇者の血を引くからって村ごと滅ぼしたんだろう!」
「だから、ドモスさんがそんなことするわけねぇっつってんだべ!」
ゴチンッゴチンッ
「痛ッ痛ッ」
「だから猟師さん、暴力は駄目ですってば。
 ・・・しかしコーレル君、それはおかしな話ですね。
 私は2週間前となるとこの国に起こった魔熊大量発生でこちらの猟師さんと深淵の国の栞さんとえぇと...
 ミニマさんとヒノさんでしたね。
 その方たちと常に行動を共にしていました。
 それに...若い頃ならいざ知らず、今の私は人の住む所を襲うなどという争いの元は起こしません。」
猟師も同意する。
「そうだなぁ、2週間前って言うとあれだな、ドモスさん。
 魔熊の親玉を狩ってた頃だ。
 あの赤カブトの野郎、しつこかったなぁ。」
コーレルが震える...。
「そんな...じゃあボクの故郷を滅ぼしたのは誰なんだよ!?
 村中の人たちが無残に殴り殺されたりしてたんだぞッ!?」
「そ、そう言われましても...。」
「おめぇは殴り殺されてたら何でもドモスさんのせいなんかこんガキが!」
ゴチンッ
「痛ッ」
「可哀相だから止めてあげてください。
 コーレル君、他に何か変わった点はありませんでしたか?
 残酷な事を聞くようですが、他の死因の方とか...。」
「そ、そういえば...。
 無傷で生き残ってた人も居たけど、
 なんかボクが近寄ると妙に怖がって急に叫びだした後に自殺しちゃったりとか、
 急に吐血して死んだりとかで、結局ボク以外村のみんなは死んじゃったんだ...。」
「ふむ...。
 (幻覚に毒素か、、、それに多分魔獣でしょうね。
  となると、彼女しかいませんね...。)」
「魔族に襲われた恐怖で精神が錯乱したんだと思ったんだけど...。」
「違いますね。」
「!?」
「人を疑いたくはないのですが唯一、該当する人がいます。」
「そ、ソイツは!?
 あと、ドモスさんを疑ってすいませんでした!」
「素直で良いですね。
 ん~、しかし彼女はかなりのレアキャラですからね...。
 彼女の通り名は「怠惰な求道者」
 あまり人間にも我々にも関ってくるタイプではないのですが...。
 時々現れては自分が作った魔獣たちの実験をしたりします。
 それが「たまたま」人間同士の戦争を止めたり、
 土砂崩れで道をふさいだ大岩を砕いたりしていたのですが...。
 中には町を滅ぼしたりもありました。」
「そん...な...。
 実験でボクの村は...?」 
「そう、考えられますね...。」 
「そん...な...ッ。」
猟師が心の中でツッコミを入れる。
「(いや、「怠惰な求道者」って何だよ...。)」
ドモスが休憩を促す。
「まぁ、お茶で一息入れましょう。
 この国特産の蜂蜜をたっぷり使ったお菓子です。
 甘いものは気分を落ち着かせるにはぴったりですよ。
 さ、猟師さんもどうぞ。」
猟師がコーレルを引き起こしながら言う。
「お、いつも申し訳ない。
 ドモスさんのお菓子はうめぇからつい頂いてしまうや。
 さ、ボウズもドモスさんの仰るとおり、一息入れろ。」
「は、はい...。
 猟師さんも、すいませんでした。(モジモジ)」
「ッ
 き、気にすんな!
 それよりゲンコツ痛くなかったか?(ドキドキ)」
「は、はい...。」
ドモスが手際よくお茶の準備を済ます。
「さ、こちらが本日のお菓子です。
 こちらが栞さんの作ったマドレーヌ。
 そしてこちらが私が作ったクッキーです。
 ふふっ栞さんはお菓子作りがとてもお上手でしたね。
 私も負けられませんね!」
「ドモスさんが褒めるとはあのメイドさん、よほどの腕だねぇ!?」
「そうですね。
 なにせあの「深淵の令嬢」様が専属にするくらい、とか。」
「頂きます...。」
「どうぞ。」
「…美味しい!」
「そう言って頂けて何よりですよ。」
男3人のお茶会が行われていく。
「しっかしだな、ドモスさん!」
「?
 なんでしょう?」
「深淵の国から来てくれた三人娘だけど一人、とんでもない娘がいたなぁ。
 この国に来る途中で赤カブトと遭遇とかどんだけ不幸なんだよ。
 ヤツぁ今までの魔熊の中でも最悪最強だったからなぁ。」
「確かに、彼女の「引き」は凄かったですね...。
 行く先々に魔熊の群れがいるものですから...。」
「最後はもうあの娘に先導させてたものなぁ。」
「う、運なんでしょうか...?(おずおず)」
「ん。
 そうかもしれねぇな!
 ま、それがいい方向なのか悪い方向までかはわかんねぇけどな!
 ハハハッ
 (まぁ、十中八九悪い方向だなぁ...。あの娘さん、大丈夫かねぇ...。)」
「ハハハ、まぁ彼女には栞さんやミニマさん、
 それに深淵の国には更に強い方々がいらっしゃいますから。
 大丈夫でしょう。」
あえて言わないが「深淵の令嬢」ソナス配下
・ソフィア(ダークプリースト)
・エレクトラ(ダークプリンセス)
・栞(アサシンマスター)
・クラッセ(魔剣士)
ドモスでは相手に出来ない強さを持った魔族がいる。
いずれも一騎当千。一人で軍隊どころか国を滅ぼせる恐るべき実力者たちだ。
そんな彼女たちの元で修行しているのだ。大丈夫だろう、多分。

「さて、コーレル君...。」
「は、はいっ。」
「キミはこの後どうします?
 その...故郷がなくなってしまったようですが...。
 暫く身の振り方を考えてみては如何でしょうか?
 同じ魔族の者が起こした不始末。
 せめて、考えがまとまるまではここに住んだらいいですよ。」
「・・・いきなり無礼な事をしたボクにそこまでして頂いて...。
 有難うございますっ(上目遣いに)」
「ッ!?(な、なんでしょうこの気持ちは!?)
 え、えぇ、気の済むまで滞在してもらっていいですよ。
 (ドキドキ)」
「そっかボウズはドモスさんの所で世話んなるか。
 またウチのガキどもとも遊んでやってくれや。
 んじゃ、ドモスさん。また。」
「えぇ、猟師さん。
 お気をつけて。」
暫くコーレルはドモスの家に下宿しながら考えることにした。

~その頃「深淵の国」執務室では~
『あら、美味しいじゃなぁい。(もぐもぐ)
 これは栞の新作かしらぁ?
 (はふぅ~)』
「いえ、こちらはドモス殿から頂きました。
 ドモス殿は強くて優しい紳士でした。
 そしてお菓子作りの上手な方でした。」
『ドモス...
 やるわねぇ。栞に勝るとも劣らない腕前よぉ。』
「えぇ...。
 某、負けられませんね。(ニコリッ)」
同じ宅を囲みながら配下たちは呟く。
「栞、なんか頑張る方向性がずれてきてない...?(もぐもぐ)」
「ドモスさん、栞ちゃんのお菓子に対する執念に火をつけたようね。(もぐもぐ)」
「マスター...栞さんに餌付けしてませんか...?(もぎゅもぎゅ)」

『さて話が変わるけどぉ、先日「怠惰な求道者」が現れたわぁ。
 場所は「砂漠の国」のある村。
 結構な頻度で勇者を輩出する村なんだけどぉ。
 そこが滅んだわぁ。』
「魔王様、それはわが国にも訪れる可能性が?」
『それが解らないのよぉ。
 あのヒキコモリはかなりのレアキャラでねぇ。
 局地的に現れて実験をする。悪い癖があるのよぉ。
 しかも場合によっては争いを止めたり、盗賊団が壊滅したりとか何も悪いことばかりではないのよねぇ。』
「お姐様...。
 その方が、この国にも来る...と?」
『可能性は低いでしょうねぇ。
 ただほら、今あのコがいるでしょお?』
「ヒノさん、でしょうか。
 マスター。」
『えぇ...。
 ほらあのコ「不可避の不幸」の超特殊スキルがあるでしょぉ?
 それが発動した場合この国に起こる可能性が高いのよねぇ。
 今までの履歴だと、観測される時は「怠惰な求道者」は短期間で連続して観測されるのよぉ。』
「ヒノ殿ですか...
 彼女の「不可避の不幸」は場合によっては使えますが...」
『まぁ今回には役立ったわねぇ。
 まぁ何かが起こるかもしれないという気持ちでいてねぇ。
 特に広域結界の張れるソフィアとエレクトラは注意してねぇ?』
「「わかりました。」」

~その頃次元の狭間、怠惰な求道者の城~
「ふむ。
 今回の実験で防衛ゴーレムと殲滅型魔道兵の実験はひと段落だな。
 次は...どうするかな。」
部屋の水晶球が赤く光る。
水晶球の台座には大きく「噂かうんたー」と書かれている。
「ン…
 誰だ、私の噂をしているのは。
 一人は。。。ドモスか。
 そしてもう一人はっと...げげ、「深淵の令嬢」じゃない。
 あの人怖いから避けとこう...。
 もし何かあったら殺されるかもしれないしね。」
端末を操作し、「深淵の国」には行かないように入力する「求道者」
「さて、ドモスは私のどんな噂をしたのかな?」
端末を操作し、行き先にドモスの屋敷(ログハウス)を入力する。
「さぁ、問いただしてみましょうかしら!」

~続く~

さて、今回は純粋にギャグパートで始めてみました。
「おぉい!堕SSどうしたんだよ!」と仰られるかもしれませんが申し訳ございません。
これも、今後への伏線なんです、ほんとです。

では今後の展開もお楽しみに!

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No title

毎度楽しみに拝聴してます。

ところで作中の魔熊"赤カブト"って、某犬の大群のでる作品の熊が基なのでしょうか?

気になったので書いてみました。

Re: No title

月乃 さん
コメント賜りましてありがとうございます!

> 毎度楽しみに拝聴してます。

ありがとうございます!

> ところで作中の魔熊"赤カブト"って、某犬の大群のでる作品の熊が基なのでしょうか?

そうです!流れ星なアレです

> 気になったので書いてみました。

やっと...やっとツッコミを頂戴しましたっ(感涙

今後もどしどし更新していきますのでお楽しみいただけましたなら幸いです!
プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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