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双子の剣奴(その4)

ボザックによって堕ちたミニマ。
そしてミニマを助ける為に戦う事を選ぶトイ。

さぁどうなる!?

と言うわけで続きをどうぞ!



「ミニマを止める事ができたなら、俺が相手をしてやろう。」
「この...卑怯者め!
 絶対に、許さない!
 ミニマを止めて必ずお前に一太刀浴びせてやる!」
「ご主人様に逆らう不届き者め。
 お姉ちゃんと言えど私の敵よ!」
短剣で素早い攻撃を仕掛けてくるミニマ。
以前よりずっと早く、鋭い。
「クッ
 ミニマ!
 目を覚ましなさい!
 -旋風斬ッ!!」
裁ききれず距離を置いて技を仕掛けるトイ。
「アハハ!
 何それ?
 それで本気なの?
 じゃぁ次は私の番ね!」
容易く避け、トイに迫るミニマ。
「(今までのように戦いの中での戸惑いがない...。
  今のミニマは、危険だわ...。)
 なら...ばっ!!
 -陣...林...剣!!」
トイが長剣を地面に突き立てる。
突き立てた剣を中心に剣山のように剣が地面から生える。
「な!?
 何これ!?
 ッああああああああああああああ!?」
加速していたミニマが急に止まれず剣陣に突っ込む。
「ハァ...ハァ...。
 こ、これでミニマは止められたはず...。
 次はボザック、お前だッ!」
陣林剣はトイの実力ではまだ大技の為、かなり体力を消耗している。
まともに戦えるかどうかも怪しい。
ボザックが感嘆の声を上げる。
「ほう。
 この技が使えるとは、やるな。
 しかしミニマには効いていないぞ?
 クククッ
 ミニマよ、実力差がある事を感じたからといって悪ふざけは程ほどにしておけ。」
「アハハッ
 申し訳ありません、ご主人様。」
「なッ!?
 そん...な...。」
「アハハッ
 ねぇ必死で放った大技が通じなかったってどんな気持ち?
 フフフッねぇどんな気持ちかなぁ?」
赤黒く濁った瞳でトイを眺めるミニマ。
「クッ
 もう、ミニマは帰ってこない...のね。
 …そうあなたの勝ちよ、ミニマ。
 ただ、覚えておいて。
 そんな力ではいずれその身を滅ぼすわ。
 早く、目が覚める事を祈ってる。
 さよなら。私のたった一人の妹。」
「アハハッ
 偉そうに!
 最後まで上から目線ね。
 もういいわ、バイバイ。」
短剣を使わず手刀をトイに向けるミニマ。
ドスゥッ

心臓を貫かれて崩れ去るトイ。
「アッハハハハハハッハハハハハハハハッ
 ご主人様ッ
 私は、私はお姉ちゃんに勝ちました!
 見返してやりましたッ
 ハハハハハハッ」
声は笑っている。しかし涙を流すミニマ。
「良くやったぞ、ミニマよ。
 そして命ずる。
 その心臓を食え。そうすることでお前はより強くなれる。」
「アハハッ
 より...強くなれるのですね?
 解りました。」
ボザックの命ずるままにトイの心臓を口にするミニマ。
-ドクン。
ミニマの左胸にある黒炎の核の輝きが増す。
「ウァァッ!?
 アアアアアアッ!!」
「ククッ
 魔族として覚醒するのだ、ミニマよ。」
ミニマの皮膚に左胸の核を中心にタトゥーのような紋様が現れる。
瞳の色も濁った色から真紅の色へ変貌する。
「アハハッ
 何、この力。
 これが私の力なの?」
「そうだミニマよ。
 それがお前の力だ。
 もっと殺し。もっと食え。
 今以上に強くなれる。」
「ありがとうございますッ
 ご主人様。」

その時、倒れたトイの方向から声が聞こえた。
「心臓を一撃、ですか。
 即死していますね。」
驚くボザック。
「誰だッ!?
 (気配などしなかったぞ!?)」
「貴方がボザック殿、で間違いないでしょうか?」
「あ、ああ。
 俺がボザックだが。」
「なるほど。
 我が名は栞。
 我が主の命により貴方のお命、頂戴します。」
「ハッ
 何をいきなり。
 阿呆かお前は。
 (ヤバい、こいつはかなり強いぞ...)」
「主様の命を帯びてきております故。
 それに、貴方の命に如何ほどの価値があるのでしょう?」
ミニマが突進する。
「ご主人様に無礼な!」
「娘、貴方を殺す命は受けてないのです。
 -操影術。」
「うぁッ!?」
栞の操る影によって地面に縛られるミニマ。
ボザックに向き直る栞。
「さて、ボザック殿。
 覚悟は宜しいですか?」
「ご主人様に無礼を!!
 -黒風刃!」
黒炎を纏った風で栞の影を絶つミニマ。
「なッ!?
 影の法術を破るとは!」
「ご主人様から離れろッ
 -黒風刃!
 -黒炎刃!」
連続で技を繰り出し、栞をボザックから遠ざける。
「なかなか見事な体術ですね。
 筋は良いようです。」
「上から目線で...
 ご主人様、あいつを倒して喰らえば私は更に強くなれますか?」
ボザックが答える。
「ああ、間違いなく強くなれるな。
 もしかしたら俺より強く慣れるかもしれん。」
「アハッ
 なら頑張ります!」
栞が答える。
「認めたくないものですね、若さゆえの過ちを。
 貴方と某では力の差がありすぎると言うのに。」
「やってみなければ解らないでしょう!?」
「・・・仕方ありませんね。
 では、影狼。
 それまではボザック殿を相手にして頂けませんか?」
「ゥオゥ」
栞の影から巨大な影の狼が出現する。
「なッ!?
 か、影狼だと!?
 (最凶の魔獣じゃねぇか...あれを従えるってどんなヤツだよ...!?)」
影狼の瞳が金色に輝く。
「ゥルルルルルルッ」


~続く~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回はパロディネタを混ぜてみました。。。(汗
そして次回で第3部は終了予定です!

お楽しみにしてくださいまし!
-おしたり
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非公開コメント

No title

笑いましたw
まさか出てくるとは思わなかった赤い彗星さんw
そしてトイがまさか死ぬとは…
また期待してますので、できれば相互リンクしていただければ嬉しいです。

No title

>>ν賢狼ホロν さん

コメントありがとうございます!
すこし、いたずら心が働いて。。。赤い彗星さんの名言を引用しましたw

こちらこそリンクを張らせてくださいませ!

また今後ともよろしくお願いします!

No title

ありがとうございます。
それではリンク貼りますね。
プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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