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プリースト堕落過程(1)

前回に引き続きTwitter上でアンケートをとりました所

魔王とプリーストが出会い、堕ちた過程をup!というご要望を頂きました。

前置きが長いですが、参りましょう。




私はプリースト。
「神の声」に従い、人々に害なす魔族を打ち滅ぼしてきた。
魔族は人々の生活を脅かし、また人々を間違った方向へ誘う。
私は人々を守る為、そして「神」の教えを広めるために。

魔族を何度も退け、打ち倒す日々を送っていたある時、私の故郷を強力な魔族が襲ったと、
聖王軍の伝令から聞き私は仲間の制止も振り切り、故郷へと一人帰還した。

そこで見たものは。。。まさに魔界だった。
小さい頃に友達と遊んだ公園は毒々しい花々が咲き誇る園に。
村の人たちが洗濯や洗い物をしていた小川は瘴気が噴出する禍々しい川に。

そして、私が生まれ育った教会は何が、どうなったのか解らないほど破壊し尽くされていた。

「何。。。一体何があったの。。。?」
突然声が響く。
『何があったか知りたぁい?』

「誰!?」

祭壇があった場所、その空間が歪んで見える。
これはかなりの力を持つ魔物がいる!
だけど、その姿は見えない。。。「見えない」のか私の本能が「見る」事を拒否しているのか。。
圧倒的な力を持つ、魔族の存在を感じる。

声は続く。
『あなたには私の部下たちをたぁくさん屠られたからねぇ。
 それに私の故郷もあなたのお仲間に破壊され尽くしちゃったのよぉ。』

声のトーンが変わる。空間の歪んで見える範囲も拡大した!
『だからあなたの故郷を滅ぼしてあげたわ。
 私の故郷の仲間たちは殺しつくされちゃったけどほら、あなたの故郷の人たちは「活」かしてあげたわ!』

「!?ど、どう言う事なの!?」

ガサッガサガサッ
周囲の草むらで何かが動く気配を感じた。生き残っている人が...まさかいるの!?
しかし現実はそんな事はなかった。

死んでしまった町の人たちが。。。動き回っているのだ。
アンデットとして。
子供の頃に可愛がってもらった商店のおじさん...
小さい頃は暴れん坊で、成人してからは村の自警団で頑張ってた幼馴染...
そして、教会で司教をしていたお父さん...
村の人たちが死ぬ事も許されず、無理やり魔法によってその存在をこの世に留められている!

「やめて!何故、こんな事を!?」

『あなたが欲しいからよ。 その力、下らない「神」なんかの為に使わずに私のために使うのよ。』

「な、何をいっているの!私のこの力は「神」の教えを説くための力!
 決してあなた達魔族の為の力ではないわ!」

声のトーンが戻る。
『そうなのぉ…なら、あなたは町の人たちが人間に襲われたらどうするのかしらぁ?』
「ど、どういうこと!?」
『アンデットと化したものたちは人の論理から外れたは邪悪なる存在なのよ?
 「神の臣下」たる聖王軍が見逃す分けないじゃなぁい』
「わ、私は町の人たちを守ります!これ以上、町の人たちを傷つけさせません!
 それが...たとえ同じ人たちからの迫害であっても!」

『そうなのぉ。ちなみに、この町の現状を聖王軍はしっているわよぉ?
 町の人たちを守りつつ、攻めてくる人間たちも守るのね。その心意気、どこまで持つか楽しみだわぁ。』

…それから毎日のように聖王軍の人たちが私の故郷に攻め入ってくる。
その内、「人間」だけでなく「魔族」も攻め入ってくるようになり、次第に「魔族」が攻め入ってくる事が日常となってきた。
その存在は何を考えてか、「魔族」の襲来を私に教えてくれる。

『ほぉら、あなたの故郷の人たちに危害を加える「魔族」がきたわぁ...町の人たちを守らないと。』
「あ…あ…町の人たちを...まもらないと。。。」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

教会跡地でプリーストが「魔族」を撃退する様を見て魔王は満足気に微笑む。
その背後に小柄な影が付き従う。
「主様、我が幻術によりあの者は既に「魔族」と「人間」の区別はついておりませぬ。」
『そぉ、よくやったわぁ。あとはあの娘に私の魔力を徐々に与えていくだけねぇ。
 よくやったごほうびに、今日は可愛がってあげるわぁ。。。」
影は答えた。
「も、もったいなきお言葉。。。某、主様のお役に立てるだけで幸せでございます!」

『可愛い娘ねぇ。。。そんな所が可愛いんだけどねぇ。
 今日はいいのよぉ、流石に私の魔力下とは言え、この町を包む結界を一人で作ったんだからぁ。』
『それに、明日以降はあの娘も相手をしていかないと、だしねぇ。。。』

『クスクスクス...』

荒廃した城下町に魔王の忍び笑いの声がこだまする。。。

~続く~





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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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