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第2部、終章

さて、前回は魔王同士の戦い!といった感じのつもりでしたが...。
いかがだったでしょうか?

そして今回は第2部最終章。
まんまと「深淵の令嬢」から逃げた「繰り糸の道化師」ですが。。。

では、どうぞ!



転移空間で「繰り糸の道化師」は傷つきながらも笑う。
「ハァ...ハァ...。
 クッ…ハハハハハッ
 あぁ、楽しかった...。
 まさか「深淵の令嬢」のあんな一面を見られるなんてね。
 フフフッ
 次はどんな事をして楽しもうかな。
 ハハハッ」
「残念だが、次は無いのだよ。」
転移空間に声が響く。
「!?
 だ、誰だ!?
 転移空間に干渉できるなんて...!?」
「繰り糸の道化師」の前に一人の男が現れる。
「キミは...「法王」!?」
「君を「魔王」として認定した時以来だね。
 君は魔王としての実力はあるが...少々行動が派手すぎだ。
 世界のバランスを壊す恐れがある、申し訳ないが抹消させてもらおう。」
「ハハハッ
 何を偉そうに!
 一体キミは何様のつもりだい?」
「君は先ほど私の通り名を言っていたではないかね?
 私は「法王」。
 この世界のバランスを司る者の一人だ。」
「ハッ
 君は「神」の一人みたいな言い分だね!
 「魔王」の癖にさ!」
「ふむ...。
 消え行く君になら話しても構わんだろう。
 そう。私は「神」でもあり「魔王」でもある。
 「私」と「神」そして「彼女」で世界のバランスを保っているのだよ。」
「ハハハッ
 笑い話にもならないね!
 それに「彼女」?
 それは「深淵の令嬢」の事なのかな?
 ハハハハッ」
「厳密に言うと彼女では「彼女」とは言えないな。
 まぁ君に言えるのはここまでだ。
 そろそろ良いだろう。
 私も多忙なのだよ。」
「ハハハッ
 何を勝手な事を!
 ボクだって魔王なんだぜ?
 「存在を抹消する」と言われて
 「ハイ、そうですか」と素直に認められるわけがないだろう!?」
「ふむ、そりゃそうだろう。
 私だって認めないな。」
「ハハハハッ
 自分で言っておいて、それはないよね!」
「だが、これは決定事項なのだよ。
 残念ながら、君の存在はここまでだ。」
「ハハハッ
 人を馬鹿にするにもほどg…」
その空間に今までいた、「繰り糸の道化師」その存在そのものがかき消されたように消える。
シンと静まり返った空間で一人「法王」が呟く。
「世界を構築する我々が君の存在を認めなくなったのだよ。
 残念だったね。
 ・・・まぁ君の持っていた魔力は君のお人形に与えてあげる事にするよ。
 これも世界の決定だ。悪く思わないでくれよ?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「深淵の国」に帰還した魔剣士と魔王「深淵の令嬢」。
二人とも披露の局地にあり、暫くは休養をとった。

休養を終えて魔王が久々に執務室に顔を出すと、
エレクトラ、ソフィア、栞が一斉に声をかけてくる。
「魔王様、お帰りなさいませ。」
「お姐様っ!
 もう、もう大丈夫ですか?」
「主様...
 ご無事で何よりです。」
『フフッ
 あなたたちには迷惑をかけたわねぇ。
 けど、もう大丈夫よぉ。』
そこにクラッセが執務室に入ってくる。
「魔王殿、
 もう大丈夫そうだね。
 それはそうと、「法王」から何か荷物が来たようだが?」
『・・・「法王」から?
 何かしら…?』
「よく解らないから中庭に置いてあるんだが、なんだか...棺みたいなんだ。」
一同が中庭に行く。
たしかに、棺のような箱がある。
『何かしらねぇ。。。?』
「まぁ、開けてみるかい?」
『一寸待って。
 「暗号」の法術がかかっているわぁ。
 これは私に開けさせるつもりなのねぇ。
 まぁ、私が開けるわぁ。』
「わかった。
 何かあったときに備えて脇には控えさせてもらおう。」
『-解呪。』
魔剣士が身構える。
しかし何も起きず、魔王が箱の蓋を開けた。
『…まさかこのコがいるとは夢にも思わなかったわぁ』
「魔王殿、ソイツは。。。
 あの人形ではないのか。。。?」
何と、箱の中にはユニコがいたのだ。
ユニコの目が開く。
「マスター?
 私はあの時確かに、破壊されたはずでは?」
『…
 あの男...』
「マスター?」
『ああ、そうよねぇ。
 あの時死んだあなたは厳密に言うとあなたではないわぁ。
 今、ここにいる「ユニコ」は生身の肉体を持ったれっきとした「魔族」よぉ。
 人形じゃない生き方をとれば良いんじゃなぁい?』
「マスター。
 私は確かに一度、「死」を体験しました。
 しかし、誰かに起こされたときこう言われたのです。
 「君の力を役立てる場所に送ってあげよう」と。
 私はマスターに仕える事をその時求めました。
 そして私は今ここにいる。
 私は、マスターに仕えたいのです。」
『それがあなたの「意思」なら否定しないわぁ。
 ま、好きになさぁい。
 それと何時まで箱の中で寝てるのかしらぁ?』
「ああ、失礼しました。」
ユニコがむくり、と起き上がる。
「お、お姐様が二人!?」
「角が無い魔王様ですね。。。」
「…甘いものはお好きなのでしょうか?」
「…私は矛だ。
 魔王殿の決定に従うさ。」

『色々言いたい事はあるでしょうけど、このコは今日からあなたたちの仲間となるわぁ。
 良くしてあげてねぇ?』
「ユニコです。
 どうぞよろしくお願いします。」

「深淵の令嬢」傘下にまた一人、新たな仲間が増えた。

~第2部、終了~

さて、いかがだったでしょうか?
徐々に、徐々にですが世界観等を公開して行っております。
「法王」と「神」、そして「彼女」とは?
「法王」が言った、「深淵の令嬢」では「彼女」とは言えないという意味などは今後明らかになっていく予定です!

今後ともお楽しみいただけるようにストーリーを考えてまいりますので、
よろしくお願いいたします!

-おしたり
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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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