スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

女剣士、堕落(3)

第1回、第2回とギャグパートが進んでしまいましたが。。。
段々自分の中で女剣士のキャラクターが壊れつつあります(汗

では、第3回目、どうぞ!




コツッコツッコツッコツッ
 カッカッカッカッ
城の中に靴音が響く。
玉座の間に続く部屋、その扉の前でプリーストは振り向いて私に忠告する。
「魔王様はこの奥にいるわ
 あなたは私の剣。
 しかし私は魔王様のモノ。
 あなたが魔王様に危害を加えた場合、
 それは私が魔王様に危害を加える事と同義と覚えていて。」
「ああ、解っている。
 私はキミの剣だ。
 剣は主に忠実なのだ。
 私を、信じてくれ。
 (キミが魔王に操られているのは解っている。
 だから、私がキミを開放してみせる!)」
「解ったわ。
 くれぐれも、失礼のないようにね。」

ギギギギギィィィィッ
軋む音を立てて扉が開く。
奥に据えられた玉座に少女が腰掛けている...あれが、魔王なのか!?

『よく来たわぁ、女剣士。
 あなたが「繰り糸の道化師」を殺した剣士だったとはねぇ。
 そんな手練がまさか、ダークプリーストのお友達だったとはねぇ...。』
「お褒めに預かり恐縮です、魔王殿。
 ご挨拶申し上げる。
 私はこのプリーストの剣、「女剣士」。
 以後、お見知りおき下さい。」
『あらぁ、ご丁寧に。
 彼女から聞いてるかも知れないけど、
 私は「深淵の令嬢」。一応魔王よぉ。』
「存じ上げております。」
『では、聞くわぁ。
 あなた、本心は何を考えているのぉ?
 まさか、「プリーストは私に操られている。だから私を倒せば!」
 なぁんて思ってないわよねぇ?』
ッ!?
図星だ!
「ああ!その通りだ!
 貴様を倒し、プリーストを開放する!
 瞬閃刃!!」
必殺のタイミングで技を放つ!
これで魔王の首を跳ね飛ばしたはず!!
「やはり、下らない事を考えていたわね...
 亡者たちよ、お姐様を守りなさい。-嘆きの壁!!」

魔王までもう少しという所で目の前に壁が現れた!
壁一面に苦悶の表情を浮かべた人々が浮かび上がる。
まさか。。。これはこの町の人たちか?
さらに背後から声が聞こえる。
「主様に、、、不届き者め。
 斬影陣。」

柱や足元、影という影から剣が延びてくる!
「クッ!
 ならば喰らえ!
 陣林剣!」
女剣士が床に剣を突き立てる。、
地面に走った亀裂から刃が飛び出て影からの刃をはじく。

距離を詰めるしかない!
魔王のいる玉座近辺目指し突撃をかけようとしたその時、
「やはり、何か企んでいたのね...
 解っているのかしら?
 あなたは私の信頼を裏切った事を。」
つい、振り向いてプリーストに叫ぶ。
「キミを戻すためだったんだ!
 キミを魔族の呪縛から解き放つために!」
「戻す?
 何を言っているのかしら。
 過去がどうあれ、今の私はお姐様のモノ。魔王様の配下よ。
 あなたは、やはり敵だったのね。
 もう今のあなたなんて要らないわ。
 さよなら。 -魂の牢獄。」
その瞬間、私は前後不覚の闇の空間に堕ちた。

プリーストの声が聞こえてくる。 
「あなたの戦闘力だけ役立てさせてもらうわ。
 あなたはこれから魔剣士として生まれ変わる。
 そしてお姐様の剣として新たな命を持つのよ。」
「ふざ...けるな!
 わたしはキミの剣だ!
 断じて魔王の剣ではない!」
「主の意思にそわない剣なんて要らない。
 それに自己の意識を持つ剣なんてもっと要らないわ。
 裏切ったのは貴方なのよ。
 もう、言う事は無いわ。」

闇の中魔王の声が聞こえてくる...
『聞こえてるかしらぁ?』
聞こえているさ、しかし放っておいてくれ。
『あなたのその戦闘力、なかなか興味深いわぁ。
 けど、その反抗的な心は殺させてもらうわねぇ。』
もういい。。。好きにするがいいさ。。。
『まずはぁ、「淫堕の鎧」よぉ』
身体を締め付ける感覚に囚われる。
「!?
 ア、アァァアァァァッ!?」
同時に皮膚から何かが入り込むような感覚と同時に何かドス黒い感情が私の中に芽生える。
『次にぃ、淫獄のブーツ・手甲よぉ』
両手、両足に何かが吸い付く様な感覚がする。
同時に両手足からも何か私の体の中に浸入してくる!?
「アゥア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?
 ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ァァッ!!!」
ダメ...だ!私がコ、壊れ...ル
「ヤッ…ヤメ……テ!!
 モウ・・・コワ・・・レル…ッ!!」
『やぁねぇ。
 「壊す」ためにやってるんじゃなぁい。
 今のあなたの意志なんてぇ、不要なのよぉ。
 さぁ最後は私の部下らしく「深遠のカチューシャ」よぉ』
「お姐様。」
『ん?
 なぁに?』
「最後の装備は私の手で行いたいのですが、宜しいでしょうか?」
『別に良いけどぉ?
 いいのぉ?
 あなたはそのコ嫌いじゃなかったのぉ?』
「まぁ好きではありませんでしたが…
 ああまでストレートに気持ちを伝えられたのは初めてですので。。。」
『なぁるほどねぇ。
 ま、いいわぁ。
 そのカチューシャを装備させてあげたら良いわぁ。』
「解りました。
 さぁ女剣士。
 あなたの気持ちに受けることはできないけど、そのまっすぐな思いだけは嬉しかったわ。
 せめて最後は私の手で、堕としてあげる。」
「ア…ア…プ、プリーストォォ...」
「次に目覚めたら、私たちの仲間よ。」
それがプリーストからの最後の言葉だった。
女剣士の頭に「深遠のカチューシャ」を装備させる。
女剣士の咆哮が-魂の牢獄-内に響く。
「アッ!?
 アアアアアアアァァァァァァァアアアアアアアォォォォォォァアアアアア!!!!」

『あとはこのコの武器ねぇ。。。
 ああ、斬首の剣があったわぁ。
 あと淫夢のマントがあったわねぇ。。。
 マントは今装備させてあげなさぁい。』
「御意」
女剣士の悲鳴が-魂の牢獄-内にに木霊する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
-翌日、城のベッドルーム-
「お姐様。」
『ん、んん。。。
 なぁによぉ。。。?』
「そろそろ彼女、魔剣士が目覚めるのではないでしょうか?」
『あぁ、そうねぇ...
 玉座に、向かうかしらぁ。』

果たして、玉座の魔に向かうと下座に女剣士が控えていた。
『さて、名前を聞こうかしらぁ?』
「私の名は魔剣士。
 魔王様に忠誠を誓う、一振りの魔剣です。」
『宜しい。
 さぁ、そろそろこの国を滅ぼそうかしらぁ?
 どの都市を滅ぼすと一番効果的なのかしらぁ?』
「お姐様、それではこの都市は如何でしょうか?
 ここはこの国の交通の要であること。
 そしてもう一つ、この町に王族がいます。」
『良いわねぇ。
 そしてあなたがわざわざ挙げるわけには理由があるわけねぇ?』
「はい、ここに「聖姫」とよばれる者がいます。
 剣士や私に魔族討伐を命令した一族の中でも実力ある者です。」
『へぇぇ。
 でも何故そんなコがこの町にいるのかしらぁ?
 何かおかしくなぁい?』
「彼女はいわゆる、妾の娘なのです。
 王族からは疎まれています。」
『なぁるほどぉ。そういうわけねぇ。。。
 楽しそうじゃあなぁい?』

~続く~

如何だったでしょうか?
少し乱雑だったかな?とも思いますが。。。

そしてストーリーはこの国編最終章。
プリンセス堕落へ向かいます!

どうぞ、お楽しみに! 

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Twitter
アクセスカウンター
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。