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女剣士、堕落(2)

前半導入部が少々ギャグテイストになってしまいましたが、
如何だったでしょうか?

今回は剣士とダークプリーストが対峙します。

では、どうぞ!




私は町の広場で大声でプリーストに呼びかけた。
いるかどうかもわからないが。。。
この町は既に、、、滅ぼされている。
明らかに人の気配がしないのだ。
人どころか、生き物の気配も無い。
心配で心配でたまらない。私のプリーストは無事なのだろうか?

ガサリ...
何かが動く気配がする!
気づくといつの間にか...囲まれている!?
私を中心にしてアンデットの軍勢がいたのだ。

よく見ると、我が軍と同じ装備をしたアンデットが多数見られる。
まさか、斥候たちもアンデットに!?

「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙...」
「許せ。
 魔に堕ちたお前たちを救うには再生できぬくらい粉砕するしかないのだ。
 重爆斬!」

ドガァァァァッ
アンデットが粉々に吹き飛ぶ。

城のバルコニーから広場を望みながら魔王はあきれた様に呟く。
『自分で送り込んだ部下を躊躇せずによく粉砕できるわねぇ。。。
 恐ろしいくらい自分の正義で動くのねぇ。。。』
「ダークプリースト殿はどのようにあの者を捕らえるのでしょう。。。?」
『さぁ、どうするのかしらねぇ。
 今はそれよりも、あなたを可愛がる時間よぉ。。。』
「ぁ・・・主様...」


広場では剣士がアンデットの軍勢を相手に大立ち回りを繰り広げる。
「さぁ、アンデットに堕ちた者たちよ!
 我が力にてその魂に救済を与えよう!」

次々と粉砕されるアンデットたち。
「さぁ、次はどいつだ!?」
その時、氷のように冷え冷えとした声が広場に響く。
「待ちなさい。」
「!?
 プ、プリース...ト...なの...か?」
「何かしら?」
「い、いや、お前はプリーストなんかじゃない!
 私のプリーストはそんなふしだらな服装はしない!」
「…私がいつ、あなたのものになったの?
 あなたのその邪な視線。私はいつも嫌だったわ。」
「グッ!?
 く、口に出していたか!?
 それに邪な視線だと!?」
「それに私はプリーストじゃない。
 お姐様のお心に触れ、ダークプリーストとなったの。
 今の私は何もしてくれない「神」なんかを信じていたあの頃の私ではない。
 そうね...あなたにも解り易く教えてあげると、今の私は「あなたの敵」よ。」
「そんな!
 それに、お姐様って誰だよ!?」
「「粉砕すればアンデットは救われる」?
 そんな事は無いわ。私が「魂」を管理している限り彼らに「救い」は無いの。
 それに、彼らも私の役に立てて喜んでいるわ。」
「そんなことは無い!」
「あなたに何が解るの?
 私は彼らの魂に触れ、直に聞いたのよ?
 彼らは私と魔王様の為に戦える事を喜んでいるわ。」
「魔王だって!?
 キミは一体どうしちゃったんだ!?」
「私は魔王「深淵の令嬢」に仕えるダークプリースト。
 あなたたち人間の、敵よ。」
「そん...な...
 嘘だと...言ってくれ...」
「嘘でも何でもないわ。
 今の私は魔王様の配下よ。
 女剣士、あなたは私の敵なの。」
「い...嫌だ。
 私は愛するキミと戦いたくない!」
「…清々しいくらい本音を言うのね。
 そこがあなたの良さであり、私が嫌いだったところよ。」
「また、口走っていたのか!?」
「一つ言っておくわ。
 私は「魔王様のモノ」。
 断じてあなたのモノじゃない。
 それに私はあなたの敵。」
「…」
「それでも私とは戦わないの?」
「嫌だ!
 私はキミとは戦いたくない!!」
「…馬鹿な人。」
プリーストが指を鳴らすと
さっき私が粉砕したはずのアンデットが立ち上がる。
そして、アンデットたちが武器を手に私を包囲する
「…これでも、戦わないの?」
「ああ。
 私は好きな人には剣を向けたくない。
 キミがどう思っていようと、私はキミが好きなんだ。」
「ッ
 な、ならば女剣士に問うわ。
 私と戦いたくないのなら、魔王様の剣とならない?」
「…それは、できない。
 いくらキミの頼みといえど魔王の剣には私はなれないんだ。」
「なら...残念ね。
 やはり貴方は私のてk…」
「だが!
 キミの剣となろう!
 魔王の剣、ではなくプリースト、キミの剣にならば私はなろう!」
「…屁理屈ね。
 でもさっきも言ったとおり私は「魔王様のモノ」。
 間接的とは言え、あなたは魔王様の剣よ?」
「ああ。それで構わない。
 私は、キミと一緒ならば良い。(ニコッ」
「ハァ…。わかったわ。
 一緒に魔王様の元へ行きましょう。」
「わかった。
 我が主の主、というわけか。
 (魔王、か。魔王さえ倒せばプリーストも正気に戻るはずだ...)」
「では、こっちよ。
 ついてきて。
 (一体何を考えているの。。。?まさか本気で私に?)」

バルコニーからダークプリーストと女剣士の様子を眺めていた魔王が呟く。
『何がどうなったのかしらねぇ。。。
 あらぁ?
 投降?よく解らないわねぇ...』
「嗚呼...主様...某は、某はッ」
『うふふふ…
 何か楽しそうな予感がするわぁ...』
「あっあぁぁぁっ」
暗殺者が魔王の愛撫で果てる。

『あなたにも少し働いてもらうかも知れないわぁ。
 何かあった時の為に備えてねぇ。』
「ぎ,..御意。
 しかし...主様。」
『ん?
 なぁに?」
「少々...激しすぎて某、今は少し。。。」
『しょうがないわねぇ。
 なら、とりあえず結界はお願いねぇ。』
「御意。。。」

城に向かってダークプリーストと女剣士は歩いてくる。

~続く~

というわけで第2回、お送りしました!
「第1回に引き続いてギャグパートかよ!?」とおっしゃられるかも知れませんがご容赦くださいませ(汗
しかもダークプリーストと女剣士が漫才してる間に魔王様と暗殺者、何やってんですか!
次回はちゃんと堕落ssになりますので、どうぞお楽しみに!
-おしたり


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プロフィール

忍足誠

Author:忍足誠
厨二病真っ只中。 ラノベを読んだり、SS書いたりして日々自堕落に生きてます。 魔物娘・悪堕属性大好き。 こっそりオーディオ属性あり。
なお、アイコンは左藤空気先生より使用許可をいただいております。
Twitterアカウント:M_oshitariです。

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